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湘南発祥の地と小さな仲間達

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「おーおーいーそー!きたぁーーー!!」
 と言う訳でこの日1/5は、晴れ渡る空を利して大磯方面へとかっ飛びましたよ。
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 湘南発祥の地、「鴫立庵(しぎたつあん)」。京都にある「落柿舎」、滋賀の「無名庵」と共に“日本三大俳諧道場”と称されています。
 周辺は明治期以来の別荘地ブームによってすっかり開発されてしまいましたが、このあたりだけは江戸期の幽玄なる光景が色濃く残されているのがおわかりでしょうか。
 と言う訳で、神姫ingしつつひととおり巡ってみますよ。
 「ここヒヒイロ向き!!」はいはいレイカルさん、落ち着いて(笑)

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 庭園の一角に建つ「円位堂」と、堂内に安置された平安末期の歌人・西行法師の座像。
 彼が大磯の浜で詠み上げたのが、新古今和歌集にも収録されている「心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮れ」という句。この地こそが、まさしくその「鴫立沢」なのだという事で、毎年3月最終日曜日には「西行祭」がしめやかに開催されています。
 「西行法師が亡くなった旧暦の1190年2月16日は、ユリウス暦の3月23日にあたります。現行のグレゴリオ暦が出来る、400年ほど前の事ですね」

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 庵の創設者・崇雪なる人によって安置された、左から釈迦(不空成就)・阿弥陀(観自在王)・大日・阿閦(あしゅく)・宝生の“五智如来像”。
 西行法師を尊崇していたとされる崇雪が、家業としていた外郎(ういろう/小田原名産の大衆薬。お菓子とは関係なし)売の傍らに見出したこの地で、寛文4(1664)年に結んだ草庵が起源とされています。
 「ゆくゆくは、法師の遺徳を称える寺を建立される可能性もあったと考えられていますが、肝心の崇雪自身の事跡が然程後世に残されておらず、その真意は時の彼方といわざるを得ません」
 その後元禄8(1695)年。当時著名な紀行家にして俳諧師であった大淀三千風によって庵として整えられ、以来22代の庵主とその門人達によって、俳諧道場としての伝統が今に伝えられています。

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 代々の庵主は一段低い位置の「東住舎」に住み(現在は大磯町に管理されているため不在)、俳諧道場は一段高い方「秋暮亭」となっています。
 「後代の修復を受けてはいますが、もちろん現役の建物です。庵主の許可を得ないと、中への立ち入りは出来ないのだとか」

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 「曽我物語」「吾妻鏡」に登場する女性、虎御前の木像を安置した「法虎堂」。曽我兄弟の兄・十郎祐成と恋に落ちた遊女・虎女は、世に知られる兄弟の仇討ち事件が起きた後に出家。以後諸国の霊場を巡りつつ兄弟の菩提を弔い続け、この大磯の地にて没したと伝わります。
 虎御前が鴫立沢を訪れたかどうかは定かではありませんが、三千風が自らの著作で登場させた事が縁でここに在るという訳です。

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 庭園の奥、五智如来像の近辺に立ち並ぶ歌碑や墓碑。

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 その中に立つこの「鴫立沢標石」に刻まれた「看盡湘南清絶地(あきらかに湘南は清絶をつくすの地)」という崇雪の句こそが、湘南の起源たる証。
 いまやその「湘南」の名を称号に戴く、我らが“湘南海ドボン神姫”。まさに三百数年の時を経て邂逅である……!!

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 さて、鴫立庵を離れた一行が次に向かったのは、詩人・小説家として知られる島崎藤村の旧邸。
 ……の向かいにある広場の四阿で、お昼ご飯ですよ。

 さて島崎邸。彼自身「萬事閑居簡素不自由なし」としたように、閑静な町並みの中で小ぢんまりとした素朴な平屋建ての佇まいが今に残っています。
 ここも鴫立庵と同様、一般客が建物へ上がる事はできませんが、それだけに人もほぼ全く居ないという状況。
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IMGPH3469.jpg と言う訳で、しばしの木漏れ日神姫ing。
 そしてここで知った話、1週間後の1/13には町を挙げての「左義長」が開かれるとの事で、これは是非足を運ばねば!と思うのでありました。

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 その後は抜けるような快晴をいい事に、毎度御馴染み(笑)こゆるぎの浜へ。このあたりにもなると、あの忌々しいアホゥ鳥どもの姿も然程見掛けなくなります。
 どっかり腰を下した翠騎さんの周りに、小さな仲間達も次々と合流。
 ちなみに申し遅れましたが、今回は2日の江ノ島行きと同じ面子でございました。

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 ここ数日では珍しく、日没まで雲ひとつない状況。
 おかげでゆっくりし過ぎて、キンジローベースに行き損ねましt「アホだ!!」
 ……ミニ四駆関連装備が、ひときわ重たく感じられたヨ……(笑)

【おまけ】
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 こちら、立ち寄ったとある喫茶店での光景。
 初詣での翠騎さんに続いて、ナナも「大吉ぃー!!」
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プロフィール

翠騎

Author:翠騎
趣味の探求に生きる旦那芸の人。

パートナー「ナナ」や小さな仲間達(リストはこちら)と共に、あちこち逍遥の気ままな日々を送る。
最近は、ミニ四駆にも手を出してみたり。
(マシンリストはこちら

もし何かございましたらこちらまで、お気軽にどうぞ!
(スパム回避のため画像になっておりますので、ご注意くださいませ)

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